5月23日~6月24日の1ヶ月、
那須塩原市にある職人道場にて左官基礎研修を実施しました。
研修に参加した本人からのコメントをご紹介します。
うまくいくまで、何度も繰り返し練習できたから良かった。
最初の1週間は意外と難しいんだな。と思いましたが、
うまくいくまで何度も繰り返し練習できたのが良かったです。
 

たとえば、壁塗りの練習に入る前段階で、床に材料を
均等に塗る練習をしたのですが、繰り返し練習できた
おかげでコツがわかり、壁塗りの課題はスムーズに
進めることができました。

実践ならではの難しさも痛感しました。
壁塗りに慣れてきた段階で、実際の洗面所のタイル目地を
補修材で埋める作業を行いました。
 
練習の時は珪藻土でしたが、現場で使用する補修材は
乾きが早いため、思うようにできません。
また、手の入れづらい部分もあり納得いくまで何度も手をかけました。
 
研修の最後にコンクリートの基礎立上り部分にモルタルを塗り、

刷毛で仕上げましたが、これが一番うまくいったと思います。

今後の課題
不陸を目で見て判断できるようになることが課題です。
研修でできることは増えましたが、完全にできているわけではないので

これからも現場で作業しながら、覚えていきたいです。

これから職人道場に行く人へ
職人道場で学ぶことは、はじめて経験することばかりですが、

安心して失敗できる環境があります。

また、年齢も職歴も異なる仲間と一緒に生活するのは、
貴重な経験で社会勉強にもなります。
 
ぜひ1ヶ月間の研修を楽しんできてほしいと思います。