20歳の左官職人に訊く ～舘花匠海の場合～
入社のきっかけ
入社のきっかけ
高校卒業後、選択した仕事が自分に合わないと感じていたとき、
松本業務店ではたらいている祖父から、同じ年の若者が左官職人
として頑張っている話を聞いて興味を持ちました。
研修の感想
最初の3日間は全くうまくいきませんでしたが、3日目くらいから
自分の中で手ごたえが生まれてきて、最後の総合施工の実践では、
時間を忘れて夢中で取り組んでいました。
講師の方からは、うまくいかない部分について繰り返し丁寧に
教えていただき、とても学びやすい環境でした。
また、講師の方を通して左官の魅力を知ることができ、
「本当にいい仕事と出会えたなー。」と思いました。
1年を終えての感想
日々、祖父の仕事に真剣に取り組む姿に刺激を受けています。
今は自分のやった仕事のあとに、ベテランの職人さんが手直しを
してくれていますが、来年は手直しなしで一回でできるように
なりたいです。
この仕事の魅力
まだかけだしだけど本当に誇りのもてる仕事です。
自分のやった仕事が形として残って、使う人の目に触れるので、
やりがいを感じます。
昨年は能代工業高の現場を担当しましたが、周りの方から
「バスケで有名な能代工業だね！」と言っていただき、
自分が仕事でたずさわっていることにとても誇らしかったです。
どんな左官職人になりたいか
入社したばかりの自分に、大きいことは決して言えませんが、
引退するまでずっと成長し続けられる仕事なので、速さや
正確さにおいて究極を目指してやっていきたいです。
将来的には創造性を生かして芸術性の高い仕事もできると
いいなと思っています。
